前回、リラックス効果が期待できる照明についてご紹介しました。
今回は、テレワークで集中するための照明についてです。
<<<目次>>>
●色温度ってなに?
●昼光色のおすすめ
●空間の照明と手元の照明の色
●色温度ってなに?
同じ電球でも、黄みがかってみえるものと、青白くみえるものとありますよね。
その光の色を数値で表すことができます。
それが、色温度です。単位はK(ケルビン)です。
例えば、
自然光である晴天の青空は、10,000K以上。
地上から見た天頂の満月は、約4,000K。
また、
人工の光である電球をKで表示すると、
蛍光ランプ(昼光色)は、約5,000~6,000K。
白熱電球(電球色)は、約2,800K。
ろうそくの火は、約2,000K。
色温度が低いほど光の色は赤みを帯び、
色温度が高くなるほど、青白い光になります。
ろうそくの火とガスコンロの火を思い浮かべてください。
ガスコンロの火の方が青白いですよね。
ですので、温度が高いのはガスコンロの火です。
●昼光色のおすすめ
「やる気をだしたい」「集中したい」ときの光の色は、
昼光色がおすすめです。
照明の色は、青白く光で、ほどよく脳へ刺激をあたえ、集中できます。
直接目には当たらない、集中したいところに光があたるように調節するとさらに効果が期待できます。
合わせて、寒色系の色を取り入れると、冷静に気持ちも落ち着き、暖色系の色より涼しさも感じるでしょう。
●空間の照明と手元の照明の色
テレワークで集中するための照明は、会社のような広いスペースの場合は、部屋全体の照明を明るく青白い昼白色の色がおすすめです。
ただし、
狭いスペースでのテレワークなどでは、照明の明るさにメリハリを。
部屋全体の照明の明るさは、程よい明るさがbetter。
テレワークのスペースに、部屋全体より明るい光を当てることで、さらに集中できるでしょう。
◆◇◆まとめ◆◇◆
テレワークなどの長時間の作業は、目が疲れますよね。
そんな時は、「緑」を見て。
ベストは観葉植物です。自然の癒し効果は絶大です。緑は、疲れを癒してくれます。
それが無理なら、自然画像を見るだけでも癒し効果が期待できるといわれています。
ぜひ、ポスターなどに活用してみてはいかがでしょうか。