コミュニケーションにおいての「間」のとり方が難しいと感じる人は多いと思います。
会話の中の「間」は息つぎであって、なくてはならないもの。
「間」の場所、長さ、リズムなど、ちょっとしたタイミングが人の感情へつながります。
今回はそんな「間」について深堀りしてみましょう。
<<<目次>>>
・会話中のセンスの良い「間」とは?
・話の中の丁度いい「間」の長さとは?
・絶妙な「間」とは?
●会話中のセンスの良い「間」とは?
相手との会話中の「間」は大事です。
例えば、相手の話が終わらないうちに、自分の話をかぶせて話始めることは、相手に不快感を与えてしまうかも。逆に、「間」が長すぎても、「あれ?話、聞いている?」と不信感を与えてしまう恐れもあります。
「間」のとり方によってその人がどれだけ深く話を理解しているかが伝わってきます。
相手の呼吸に合わせて、「間」と取り入れましょう。
●話の中の丁度いい「間」の長さとは?
日本語は、方言を除いて、英語などの外国語と比べると、強弱がなく単調です。
「間」のない話し方は息が詰まったり、気持ちがこもっていないと感じ取られてしまいます。
ですので、「間」は必要なのです。
「間」が短かすぎると、せっかちな印象につながります。
程よい長い「間」は落ち着いた印象を与えます。
ただし、長さがすべて同じ「間」のとり方は事務的にただの音の集まりにしか感じ取れないので避けたいですね。
「間」の長さは、重要な言葉の後には少し長めにとるなど、メリハリをつけることをオススメします。
●絶妙な「間」とは?
人には歩くテンポ、話すテンポなど、個人差があります。
対話するときの印象の良い「間」は、相手のテンポ(呼吸)に合わせると「意気投合」つまり「息の合う」空間づくりにつながります。
人それぞれ「間」のリズムも違います。落語や、漫才などの「間」は絶妙ですよね。
あえて、「間」のタイミングをずらすことで、笑いや共感の感情へつながるのでしょう。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
「間」のとり方は、普段から意識するだけで会話力がアップします。
ほんの数秒、もしくは、1秒にも満たない「間」の時間が「魔」の時間にならないように気をつけたいですね。