人との距離は、手を伸ばしたくらいの距離がちょうどいい
人との距離感は、難しいですよね。
コミュニケーションの基本は、
「相手との距離感」
と言われています。
「近すぎず遠すぎず」悩みますね。
特に、初対面の人との距離には
気をつけましょう。
適度な距離は、
手を伸ばしたくらいの距離と
把握しておくといいでしょう。
人には、「パーソナルスペース」と
いうものがあります。
心理的安全地帯ともいわれ、
いきなり入ってこられると、
「馴れ馴れしい」「なに、この人」
などと不快を与えてしまいます。
このスペース、個人差があるのも厄介。
嫌な人に入られると・・・嫌悪感。
相手が好きな人だと・・・ドキドキ、
信頼、心の繋がりを感じるスペースです。
●関係性で変わる適度な距離
アメリカの文化人類学者
エドワード・D・ホールによると・・・
・恋人・夫婦など親しい人 0~15㎝
・家族など 15~45㎝
・親しい友人 45~75㎝
・普通の友人 75㎝~1.2m
・職場の同僚(社会的距離)1.2~3.6m
・講演会における講師と聴衆 3.6m~
ちなみに、
ビジネスにおいては1.2m
距離的には納得しますよね。
ちなみに、コロナにおける
社会的距離は、2mです。
●会話の内容も距離感のうち
「親しき仲にも礼儀あり」
といいますよね。
特に、初対面の会話での注意点です。
根掘り葉掘り詮索しないことです。
インタビューになってしまう方が
時々いらっしゃいます。
親しくない方とのNG会話
・家族の有無
・本人・家族の会社名、役職、収入
・年齢
・自宅の具体的な場所
・宗教の話題
つい聞いてしまいたくなりますが
気をつけましょう。
もちろん、タメ口はNGです。
語尾の上がる話し方も、少し、
馴れ馴れしさがあるので避けましょう。
●人との距離感・NG編
「近すぎる距離感」
心理的には・・・
相手をもっと知りたい。
親切のつもりで近づいてアドバイス。
自分の損得勘定で利用。
自分の都合で動いている。
相手が好きすぎて。
相手に依存して自分の不安を安定。
距離を縮めたい気持ちはわかります。
ですが、まずは、
信頼関係を築きましょう。
それから、
距離を縮めましょう。
「遠すぎる距離感」
心理的には・・・
人が苦手
相手に興味・関心がない。
相手に関わりたくない。
相手に不信感がある。
自分自身に劣等感がある。
自分独りで大丈夫。
遠すぎる距離感は、
コミュニケーションが取れません。
関係性も生まれません。
◇◇◇◇まとめ◇◇◇◇
いかがでしたでしょうか。
初対面の印象は、
「外見より心地よい距離感」
がその人の印象として残ることもあります。
他人行儀すぎても、馴れ馴れしすぎても
印象はダウンします。
程よい距離感をつくって、円滑な
人間関係を築いていきましょう。