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色と認知症


◆◇◆__________2022.3.8
読者限定メールマガジン
【色と認知症】
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あなたにとって「意味のあるもの」とは?

楽しい、嬉しい、落ち着く、充実する、
そんな心の動きがあるものは?




こんにちは。
第一印象力コーディネーター
色の樹 仲澤佳子です。


3月に入り、
春色が目に入ってきますね。

本日は、先日参加した講義を終えて
独断と偏見をご紹介したいと思います(^^♪



■佐藤眞一教授最終講義
「生と死と、命と」

佐藤先生は、
大阪大学大学院人間科学研究科
臨床死生学・老年行動学研究分野教授。
認知症の専門家。

社)日本色彩環境福祉協会の理事でもあります。

参考までに・・・

■「マンガ 認知症」
佐藤眞一 著

https://amzn.to/3KmkIEU

マンガで気軽に楽しく読めます。

%%sei%%さんの身近な人が、
認知症になっても、
必要以上に、怖がらない、
悩まない、苦しまない。
そんな内容になっています。


と、話はそれましたが・・・


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■この講義参加を終えて・・・
何点か印象に残っていることがあります。


人間の頭で覚えたことは
半年前は正確に覚えていない。


人にはコミュニケーションが必要。


老人介護を“科学的介護”ととらえる。


日常的な会話を記録。
これがコミュニケーションに役立つ。


トラウマによる成長。


ベネフィット・ファンディング。


内省による問題解決
「人生観の変容」


未来願望
価値観
死生観


「え?」


「?」


頭の中が「?」でいっぱいですよね。


「えぇ」


少しハイレベルな内容で、
私も理解できないところもありました。


ですが、


今の時代、変容していることは感じます。


例えば・・・


ファミリーレストランが
ファミレスになっている!?

昔は家族で利用だったのが、
最近、老人一人、個人で利用の傾向がある。


ファミリーがレスです。


個の時代ですね。


さらに、
これからは、


心の時代と言われています。


あなたにとって「意味のあるもの」とは?

楽しい、嬉しい、落ち着く、充実する、
そんな心の動きがあるものは?


ちょっと立ち止まって考えることが大切。


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以前、介護施設で色彩ワークを
参加させていただいたとき。


色彩コラージュという技法で
テーマを決めてちぎり絵を作成しました。

テーマは「富士山」

作成時間15分ほど。

私は意外に手こずりました(笑)
色に迷ってしまい、時間が・・・

最後に完成品を披露した時、
愕然としました。

周りの方たちの色彩豊かな配色に!

後で知ったのですが、
全員重度な認知症の方たちでした。

集中力もすごく、
色の表現方法も人それぞれ。

作成後、みんなで褒め合い、
みんな、穏やかな顔でした。


ちょっとした「色遊び」ですが、
とても「心」が動きました。

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人の心の中は分からない。
でも、色で表現できる。
正解不正解もなく、
「自分らしさ」がそこに出る。

そして、そこに「人」が必要なのかも。

「幸せ」という感情は、
「人」からもらうものと言われています。

人とのコミュニケーションが必要。
コミュニケーションにも「色」が使える。


マイライフを「色遊び」でとらえるのも
面白いかもしれませんね。



ということで、本日は
「色と認知症」
についてご紹介いたしました。

こちらもご参考までに。
読み始めると、物語に引き込まれますよ。

■「マンガ 認知症」
佐藤眞一 著

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今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
何か一つでもお役に立てれば幸いです。



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編集後記

先日、ご依頼いただき、
リモートお買い物同行をしました。

いや~楽しかったですね~。
なかなか課題も多々ありますが、
今の時代、何でもありですね☆
勉強になりました。

それでは、また来週お会いしましょう。