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あおり運転の特徴に色も関係していた

こんにちは。

ブランドカラーアドバイザー
色の樹 仲澤佳子です。


2020
年、あおり運転の厳罰化も含む改正道交法が施行されました。


今回は、あおり運転の特徴についての記事(ベストカー編集部)を基に、実は色も影響していた内容をご紹介します。


コロナ渦において、「三蜜」をさけて、車での移動が増えました。

警察庁は、「思いやり・ゆずり合いの安全運転」というスローガンで、注意を呼び掛けています。「思いやり」の精神は、防止につながる大切なこと。
ただし、「他社への共感性がないと、思いやれない。あおり運転をする人は、共感性がすごく低いということも知っておきべきでしょう。」と明星大学心理学部の藤井靖准教授が取材で語っています。



●あおり運転「する側」の傾向

・高級車に乗っている人
・車両価格が400万円以上のクルマと保有する人

これは、

「自分は、ほかの人は手が届かないような高級な車に乗っていて特別なんだ」
「スピードも出るし、高級じゃない遅いクルマは、どいてほしい」

という心理が考えられる。


この思考は、自分の優位性を示したいという「マウンティング」です。

実際に、高級車に乗ると、速度も上がるという実験結果もあります。


もちろん、違うケースもあります。

・‘20年鹿児島であおり運転のクルマ(黒い小型ワゴン)
「片側1車線で、センターラインをはみ出して蛇行していた。前のクルマをせっついて、とにかく自分の存在をアピールしたいという感じ」

これも「誇示」という点で、「マウンティング」と同根。


そして、

「車格」以外で決定的な特徴が

「色」

です。


それは、圧倒的に

「白」か「黒」


これを色彩心理学で考えると・・・


「あおり好意をしやすい人は、無意識にちょっと価格が高そうとか、迫力がある感じの色を選ぶ。黒は高級感のイメージ。それに威圧感、迫力も与える。白は、迫力という意味では同じ。膨張色なので大きく見える。自分が色に持つイメージをクルマに投影しているのです。」


逆に・・・


あおりの対象になりやすいクルマの色は、

「ピンク」「黄色」「薄いブルー」といったパステルカラー系。


これらの色彩のイメージは、

「女性的」「優しい」
「攻撃しても文句を言ってこないだろう」
というイメージにつながる色です。

特に、その色のクルマに女性一人が乗っている場合はターゲットにされやすい。



●あおり運転「される側」の傾向

大きく分けて3

・追い越し車線を低速で走り続けるクセのある人
・赤信号で止まる時に、かなり前からブレーキを踏んでいる。例えば、信号の停止線まで、ゆっくり、じわっと止まるような運転の仕方です。
・サイドミラーやルームミラーを見る回数の少ない人

これらは、あまり周囲を気にせずに、走行している行為につながる。
ドライバーをイラつかせ、あおり行為を誘発してしまう恐れがある。



「自分が正しい症候群」という言葉があります。

自信の言うことが正論であり、非があったとしても他人に責任を求めてします考えです。
これは、加害者にありがちな思考だそうです。

ですが、

「あおられた経験のある人」にその後の運転を聞くと、「変わっていない」と答える人も多い。

自分の運転を客観的に省みることは、不本意なトラブルに巻き込まれないためにも、大切なことなのです。




いかがでしたか。

人は、無意識に色にイメージと投影することはよくあります。
今回は、クルマの色でした。

ぜひ、被害に合わないポイントとしてご参考していただければ幸いです。




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編集後記

今年の初詣は、日をずらして先日行って参りました。
おみくじを引いたら、大吉!嬉しくて隣にいた主人に見せたら、「俺も」と言われ、次男も「俺も」・・・「あら!?」今年はもしかして多めに入っている!?
ともあれ、「よっしゃ!」と気持ちを上げて頑張ろうと思います。

まだまだ健康管理に気をつける日々が続きますが、「気持ち」だけは負けないようにしたいですね。

では、また来週☆