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車の色と事故率、関係あるの?

こんにちは。

ブランドカラーアドバイザー
色の樹 仲澤佳子です。


今日のテーマは、

「車の色と事故率との関係」

です。


実は、
車の車体の色と事故率についての
こんなデータがあります。


1
位 青       25
2
位 緑       20
3
位 灰色      17
4
位 白・クリーム色 12
5
位 赤・マルーン色 8
6
位 黒       4
7
位 ベージュ・茶色 3
8
位 黄・金色    2
9
位 その他     9
(資料:野村順一『カラー・マーケティング論』より)



赤と青に注目してみてください。

赤の8%に対し、青は約3倍の25


色には、
暖色と寒色というグルーブがあります。

赤、橙、黄などは、暖色。
青、青緑などは寒色。


さらに、


色によって距離の感じ方が変わります。


実際より遠くにあるように感じる色を
後退色といいます。

暖色は後退色です。


逆に、近くにあるように感じる色を
進出色といいます。

寒色が進出色にあたります。


街の中にある広告物に進出色が多いのは、
人目を引く効果を狙ってますね。


それを踏まえて・・・


車間距離の感じ方も色が関わると
変わります。


赤い車の方が、青い車より数メートル
手前に感じます。

青い車は、「まだまだ遠い」ように
見えてしまうのですね。


また、


色には、人の眼を引きつけやすい
誘目性という特徴もあり、
白やグレーなどの無彩色より、
色みのある鮮やかな有彩色が
目立ちやすい色となります。


寒色より暖色の方が、目立ちやすく、
道路標識や禁止表示に赤や黄が
使われているのは、この効果を
活用しているんですね。


つまり、


黄色の車は目立ち、
事故防止につながっているのでしょう。


色の効果は、「目立つ」という部分に
見事に発揮されていますね。


今回は、車体の色の効果のお話でした。

誘目性のある色、
私たちの身の周りでどんな所で
使われているかを探すのも
面白いですね。




編集後記◇◇◇◇


コロナ渦の中、マスクがエチケットに
なりつつありますね。
女性は目元の印象が大切になります。
スキンケアと同じくらいアイケアコスメ
が注目されてきていますね。
女性も男性も、まずは、
眉を整えることがポイントです。
目力美人を目指しましょう。

では、また来週☆




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