色の間違った使い方
今日は、
【色の活用失敗例】
をお話します。
世の中には、様々な色があります。
そして、世界から色が無くなることはありません。
さらに、その
「色に無意識に動かされている」
と言っても過言ではないのです。
これからお話するのは、実際にあった色の効果が結果、マイナスになってしまった例です。
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これはあるお肉屋さんの話です
店舗も古くなってきたので心機一転しようと思い、新しく建て直しました。
壁はクリーム色で優しく明るくなり、
来客数も急に増えました。
お店の人たちもとても喜んでいました。
が・・・
売り上げは減ってしまいました。
なぜ?
人がたくさん来るのにどうして買ってくれないの?
これには、この壁の色にヒントが・・・
店内に入り、
まず、飛び込んでくる色
それは、壁の色。「クリーム色」
その壁の色を無意識に見た後・・・肉を見る。
すると・・・
肉が「薄紫っぽく」見えていた。
真っ赤な色の肉→→→新鮮
くすんだ赤色の肉→→→古い
→→→→→購買意欲が減る
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これは心理補色と補色残像と言う現象です。
色相環という「色のものさし」で説明をすると、正反対の位置にある色が、残像として残ってしまう現象です。
(この現象については、完全に解明されていません。)
つまり、
「色に無意識に動かされていた」
のです。
色彩心理学を基に、色の効果を、企業、政治家などは、すでに活用しています。
色の世界、色の力は、まだまだ意義深く、面白いです。
あなたの行動、もしかしたら、無意識に色から影響受けているかも・・・
編集後記◇◇◇◇◇
世の中、コロナの影響で、自粛ムードですね。
先日、とあるお寺へ行きました。特に観光地でもないので、人はいなく、8分咲きの桜と、新緑の色と、青空と、澄んだ空気で、とても癒されました。
四季のある日本はいいな〜、と春になると感じます。
見えないウィルスに負けないように頑張りましょう。